エアコンクリーニングの頻度は? タイミングは? 

エアコンの取り付け、修理、移設工事

 

エアコンクリーニングをする上で一番気になるのが「大掛かりなエアコンクリーニングは必要なのか?」「どのタイミングでエアコンクリーニングを行うべきなのか?」「どれぐらいの頻度で行えばいいのか?」といったことではないでしょうか。そこで今回はエアコンクリーニングの必要性、お掃除のサイン、クリーニングを行うメリット等をご紹介します。

エアコンクリーニングは必要?

どこの業者も年に1回のクリーニングを目安としていますが、正直なところはそのエアコンの使用状況や普段の細かなお掃除の頻度によってまちまちであることが多いです。エアコンを頻繁に使用する、普段エアコンのフィルターや表面のお掃除をしないという場合は汚れが多く蓄積している可能性が高く、クリーニングも年に1回は必ず行ったほうがよいです。しかし普段あまりエアコンを使わないけれど小まめにフィルター掃除をしているという場合はあまり汚れが溜まっておらず、クリーニングが必ずしも必要でない場合もあります。

こんな時は必要かも! エアコンのお掃除サイン

とはいえご自分でエアコンのお掃除が必要な時期を見極めるのは、プロでもない限り難しいかと思います。そこでご自宅でも簡単にできるエアコンのお掃除サインをご紹介します。

  • エアコンを使用すると変な臭いがするようになった
  • エアコンの効きが悪くなった
  • 電気代が高くなった
  • 外からエアコン内部を除くと黒いカビのようなものがある
  • エアコンをつけるとホコリっぽい
  • もう何年もクリーニングやメンテナンスを行っていない

以上のようなことが一つでも当てはまればエアコンのお掃除が必要な可能性が高いです。

エアコン汚れにはどのようなものがあるの?

エアコン掃除が必要とはいっても、エアコンの汚れにはどういったものがあるのでしょうか。また、その汚れを放っておくとどのような弊害があるのでしょうか。

エアコン汚れ『カビ』

エアコンの内部は暖かい空気と冷たい空気が行き交い、温度差によって結露が起こりやすくなっています。エアコン内部に結露が起こってしまうと湿気が多い状態となります。カビ菌は湿気状態と20℃~35℃という条件で最も繁殖しやすくなり、こういったエアコンの内部状態はカビにとって最も好条件なのです。特に夏場になるとカビ菌はより繁殖しやすくなり、エアコン内部はカビまみれであることも少なくはありません。カビ菌が内部で繁殖しますと、エアコンから吹き出される空気に大量のカビが含まれることになります。喘息、カビ喘息の原因になります。エアコンの羽の部分にまでカビが付着しているようであればかなり内部にカビがまん延している可能性があります。

エアコン汚れ『ホコリ』

もう一つのエアコン汚れにホコリがあります。エアコン本体が空気を吸い込む際にお部屋のホコリも一緒に吸い込んでしまうのです。ホコリだけならまだしも、外気、キッチンの油汚れ、タバコのヤニなども含まれます。エアコン内部のフィルターである程度取り除くことはできますが、完全ではなく、定期的に送風ファンのホコリをとってやらなければなりません。放置すると吸い込み蓄積したホコリを放出することになります。喘息やアレルギーの原因となるので注意が必要です。

エアコンクリーニングを行うメリット

エアコンクリーニングを行いますと、エアコンが綺麗になる、放出される風がクリーンになる以外にもうれしいメリットがあります。

  • 電気代が安くなる
    カビやホコリがエアコンに詰まっていますと、空気を十分に吸い込むことができない、余計なエネルギーを必要としてしまうことからエアコン本来の力が発揮できなくなってしまいます。消費電力がどんどん増えていき電気料金が上がっていくというわけです。お掃除することにより無駄なエネルギーを省くことができパフォーマンスが向上するため省エネにつながります。
  • エアコンが長持ちする

エアコンクリーニングは一度部品を分解して行うため、エアコン部品を一つひとつ確認しながらの作業になります。もし作業の中で不備があれば業者さんによって発見してもらうことができるため、同時に点検を行っているのと変わりません。トラブルを未然に防ぐことができるため長く快適にエアコンを使用することができます。

まとめ

エアコンのクリーニングについてご説明させていただきました。ご家庭の使用状況によりエアコンクリーニングが必要な時期は異なりますが、今回ご紹介したサインを目安にクリーニングの必要時期を見極めてください。

「株式会社イムラ清水電器」ではエアコンクリーニング業務も行っております。エアコンクリーニングが必要かな? と感じられた場合はお気軽にお問い合わせくださいませ。